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香港の情報

香港とは

高層ビルが立ち並ぶアジアを代表する経済の中心地であり、巨大マーケットの中国本土やアジアへのゲートウェイとして位置づけられる香港についてご紹介します。

数値で見る香港の情報

  • 人口 約729万人
  • GDP 2兆3,971億香港ドル
    (3,092億米ドル)
  • 1人当たりのGDP 32万8,117香港ドル
    (42,327米ドル)
  • 経済成長率 2.4%
  • 失業率 3.3%
  • 貿易額 輸入 4兆464億香港ドル
    (5,220億米ドル)
  • 貿易額 輸出 3兆6,053億香港ドル
    (4,651億米ドル)
正式国名

中華人民共和国香港特別行政区
中国語名:
中華人民共和國香港特別行政區
英語名:
Hong Kong Special Administrative Region of the People’s Republic of China

国旗

正式には区旗と呼ばれ、香港の街中でも見られるバウヒニアという花を白色で描き、その周りは赤色で囲まれています。
一国二制度を象徴する色とされています。

 

政治体制

香港返還(主権移譲)後に施行された一国二制度が導入されています。
イギリス統治時代の行政・官僚主導の政治から、一定の制限のもとで民主化および政党政治の移行期に社会主義国である中華人民共和国の中で、2047年まで資本主義システムが継続して採用されることになっています。

公用語

香港の事実上の公用語は広東語と英語です。
人口の95%以上が広東語を常用もしくは理解し、38%以上が英語を常用もしくは理解できるとされています。
香港政府は、広東語・英語に加えて中国語(普通話)の普及をはかる「両分三語」政策を推進し、教育の現場でも広東語・英語・普通話をマスターする教育方針が取り入れられ、小学校から普通話を教えるようになっています。

日本と中国の時差

香港の日本との時差は、マイナス1時間です。
日本の正午が香港の午前11時です。
サマータイムは導入されていません。

国土

香港島・九龍半島・新界及び周囲に浮かぶ253余りの島からなっています。
香港の地形は、山地が全体に広がり、香港全土の約60%、約650km²を占めています。

香港の気候

亜熱帯気候に属し総体的に高温多湿です。
一応、冬の時季があります。

春(3~4月)

気温は日本よりもかなり高くなります。
気候が不安定で、4月に入ると25℃を超える日もありますが、急に寒くなる日もあります。
曇りの日も多く、湿度も次第に高くなります。

夏(5~10月)

5月から気温が徐々に高くなり、10月頃まで最高気温30℃くらいの夏の気候が続き、暑い日は35℃を超えます。
夏は高温と湿度で街の中を歩くと、まるでサウナの中にいるように汗がしたたり落ちます。

香港の台風シーズンは7~9月頃で降雨量も多く、湿度も90%を超えます。
日本の夏よりかなり蒸し暑くなります。

秋(11~12月)

中秋節を境に気候が秋へと変わっていきます。
11月になると気温はぐっと下がり、あっという間に冬になります。
11~12月は日本の秋のような気候で、快晴の日も多く、気温も25℃前後から暖かいと30℃くらいになる日もあります。
湿度は40~80%でとても過ごしやすくなります。

冬(1~2月)

日本の冬に比べるとそれほど気温は低くなりません。
(通常は10~20℃前後。急に冷え込むことがあり、10℃を下回る日が数日あります)が、2月中旬頃まで寒さが続きます。
基本的に夏向きに造られている香港の建物は風通しがよくできているため、香港での体感温度は実際の気温よりもかなり低く感じられます。

香港人の英語名

かつてイギリスを宗主国としていたことから、香港では本名とは別に英語名を持つ人が多く、学校で英語の授業を受ける際に教師によって名付けられたり、家庭によっては幼少期から英語名がつけられています。

香港人の名乗る英語名のほとんどが、役所へ届け出て名付ける正式なものではなく通称です。

身分証明証やパスポートへの英語名の記載は、各自の選択に任されています。

通貨

香港の通貨単位は、香港ドル(HK$)とセント(¢)です。
紙幣と硬貨があり、紙幣は1000HK$、500HK$、100HK$、50HK$、20HK$、10HK$の6種類あります。
硬貨は10HK$、5HK$、2HK$、1HK$、50¢、20¢、10¢の6種類があります。紙幣発行銀行が3つあるため、同額紙幣であっても、デザインが異なるので注意が必要です。

 

香港で生活する

実際に香港で生活するにあたっての生活コストや生活環境についてご紹介します。

香港1ヶ月の生活コスト

香港は日本のような消費税もなく、車を除いて殆どの品物に税金のかからない国です。香港の物価は、日本と同じくらいとも言われます。
しかし、香港の家賃の高さは有名で世界で3本の指に入ると言われるくらい土地と家賃はかなり高いです。
住以外の衣と食については、お金を出せばいくらでも高価なものが買えます。
逆にお金が無くても、無いなりの買い物や食事ができる都市でもあります。

参考例
家賃
(殆どの場合、家具・家電付き)

1R      5,000HK$~

1LDK 8,000HK$~

2LDK   10,000HK$~

交通費500HK$~
食費3,000HK$~
携帯電話通信料200HK$~
水道光熱費300HK$~
交際費1,500HK$~
香港の交通

100年以上前から公共交通が整備されていると言われる香港では、移動手段はいくつもあります。
地下鉄(MTR)、バス、ミニバス、タクシー、スターフェリー、高速フェリー、エアポートエクスプレス、トラム、九広鉄道(KCR)、ロープウェイなど、どれをとっても運賃は安く、香港で1番お金がかからないのは交通費かもしれません。

香港の通信事情

香港の携帯電話は、SIMフリーが一般的です。
携帯電話料金の支払は、月極め契約の後払いかコンビニなどで購入できるプリペイドカード式があります。
日本のような地下鉄やバス車内での通話規制がありません。

飲食店やショッピングセンター、ホテル、政府施設などではfree wifiが使えるところも多数あります。

香港の住宅事情

香港は、狭い土地に高層ビルが密集しています。
人口密度は、シンガポールに次いで世界第2位と言われます。
実際に使用可能な土地面積は、シンガポールよりも狭いことを考えれば実質的には世界第1位の人口密度を誇る国と言えます。

居住エリア

●九龍エリア

大陸側から突き出した九龍半島のビクトリアハーバーに面したエリアです。
尖沙咀、旺角は商業の中心地で超高層ビルやショッピングモールが立ち並び、観光客や地元の人たちでいつも賑わっています。

紅勘は、日本人駐在員が多く住む地域で、日本食レストランもたくさんあります。
九龍駅周辺は、新開発地区で高級分譲マンションが建設されています。

●香港島エリア

中環、金鐘がある香港島エリアは香港証券取引所や香港金融局、銀行や証券会社の本店がオフィスを構える香港経済の中心地です。
賃貸料は香港一高いエリアです。

大坑には、日本人学校小学部があり、北角には日本人学校中学部があります。
太古や西湾河は日系スーパーなどもあり、日本人が一番多く居住するエリアです。

●新界エリア

新界は、新しい高層マンションが立ち並ぶ高級住宅地です。
沙田は、深圳や広州へのアクセスが良いことから、日本人に人気のエリアの1つとなっています。
大埔には、日本人学校系列のインターナショナルスクールもあります。

賃貸マンションの家賃

香港の賃貸マンションは、個人オーナーが所有する分譲マンションが多く、同じマンションであってもオーナーが異なるため、部屋ごとに家賃が異なります。
家具・家電付きが一般的です。

香港の家賃は、世界1位、2位を争うほど高いと言われています。
もちろん安い物件もあれば高い物件もあります。
安い物件とは、交通の便も悪く中心地からかなり離れ、エレベータ-のない古い建物となります。

日本では、給料の3分の1程度が家賃と言われますが、香港では給料の2分の1が家賃で消えると言っても過言ではありません。

香港の医療水準

香港の医療水準は高く、日本と同等もしくは分野によっては日本より高いとも言われ、安心して受診できると言えますが、医療費は他アジアの国に比べて比較的高いと言えます。

私立病院と公立病院があり、公立病院は医療費は安いが予約してもかなり待たされるため、日本人の多くは私立病院を受診しています。
私立病院の中には、日本語が通じる医師や通訳サービスがあるところもあります。

食の都、香港

香港は西洋とアジアの食文化が融合し世界各国の料理が食べられます。
外食産業も発展しているため、庶民向けの安価なものから有名な高級店まで様々な食事を楽しむことができます。

香港の治安

香港は世界的に見ても、比較的安全な都市と言えます。
凶悪な犯罪は以前に比べて減少していますが、スリや強盗、空き巣などは増加傾向にあります。

繁華街や満員電車などの人混みでは、スリや置き引きに注意が必要です。
夜間は深夜まで営業する店が多く、深夜バスが運行しています。
深夜でも街が賑わっていますが、ひとけのない暗い道を1人で歩いたり、深夜に1人でタクシーに乗るなどはできるだけ避けた方が無難です。

また、香港はクレジットカードに関する犯罪が多いのが特徴で、世界的なクレジットカードの偽造拠点と言われています。

香港の生活習慣

チップ

イギリス植民地時代からの名残で、チップの習慣がまだ根強く残っています。

香港の大部分のレストランでは、請求額の10%がサービス料として加算されており、その場合はチップを渡さなくても良いです。
チップを渡す場合は、お釣りの小銭を渡す程度でいいでしょう。
ファストフード店や大衆食堂のようなお店では、チップを渡す必要はありません。
香港ディズニーランドのパーク内は全てチップ不要です。

ホテルのトイレに清掃員が常駐していることが多く、手を洗った後にペーパータオルなどを渡してくれます。
この場合は、チップを渡す必要があり、目安は2~5HK$です。

タクシーでは基本的にはチップを渡す必要はありません。
もしチップを渡す場合は、端数のお釣りを渡す程度でいいでしょう。
運転手によっては、はなからお釣りを渡す気のない人もいますし、最初からお釣りを切り上げて要求をしてくる人もいます。

基本的にチップは良いサービスに対して感謝の印として支払うもので、チップの金額に基準はなく、サービスが悪かったらチップを渡す必要はないでしょう。

IDカード(身分証明書)

香港では、日常的にIDカード(身分証)の提示を求められます。
居住者は、常にIDカードを携帯する必要があります。

 

食事

食事に招かれた時、食事の一部を残すのが礼儀とされています。
これは、全部きれいに食べてしまうと、「まだ食べ足りない」という意味になり、失礼にあたるとされています。

 

トイレ

香港のトイレでは、トイレットペーパーがないことが多いので、常にティッシュペーパーの持参が必要です。

地下鉄の駅にはトイレがありません。
ショッピングセンターやオフィスビルのトイレでは鍵が必要な場合もあります。

割り勘

香港では、日本のような割り勘という概念がありません。

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